京都大学と日立造船の
カーボンニュートラルに向けた技術開発
地球温暖化問題の台頭以降、低炭素社会の構築が求められてきました。廃棄物・資源循環分野においても、廃棄物の排出抑制、リサイクルの促進、省エネや高効率発電などが推進され、効果を上げてきました。しかし、脱炭素社会の構築となると、今までの延長線上の技術のみでは実現は困難で抜本的なアプローチを加えなければなりません。この問題意識を京都大学と日立造船では共有し、新たな挑戦を決意し、産学共同講座をスタートすることとしました。本講座では、廃棄物・資源循環分野での温室効果ガスの実質排出ゼロを目指し、既存の廃棄物の熱化学変換プロセスを見直し、エネルギー・資源への飛躍的な変換及び回収・循環を目指した技術開発を進め、社会に実装することを目指してまいります。
設置期間:2022年4月〜2025年3月(3年間)