都市代謝システムの目的は、無害化、安定化に加え、省資源、省エネルギーが重要となっている。そのため、都市代謝システムの設計では、都市の環境保全と持続可能性を同時に満たす技術やプロセスを選定し組み合わせる必要がある。
本研究では、①温暖化防止の観点から、国内の都市ごみ焼却施設における、廃棄物のサーマルリサイクルを評価する。②近年、環境問題が顕在化するアジア・メガシティとして中国深圳市を対象に、有機性廃棄物の複合メタン発酵、ごみ焼却、下水処理を組み合わせた都市代謝システムを構築する。
まずは現状把握を行い、システム内の物質収支および熱収支を明らかにする。次に、様々なオプションの組み合わせを検討してライフサイクル評価を行い、これを通じ、技術的、経済的条件、ならびに地域や社会的条件に応じた適正な循環型・低炭素化システムを検討する。
2.循環型社会、低炭素化社会における都市代謝システムのデザイン
投稿日 2013年12月12日