5. 有機性廃棄物由来のバイオガス中に含まれる微量有害物質の実態調査と対策

投稿日 2013年12月12日

温暖化対策として、カーボンニュートラルな有機性廃棄物由来バイオガスのエネルギー利用が、アジア圏を中心として活発化している。具体的には、主に下水汚泥バイオガス(消化ガス)、都市ごみ直接埋立地ガス(LFG)を用い、発電や燃料利用が進められてきている。しかしこれらのガス中にはシロキサン、VOC、水銀等、発電施設や周辺環境、人体に悪影響をおよぼす微量有害物質が含まれているとされる。
本研究では、これらの微量有害物質について調査を行うとともに、その対策方法について検討する。