i-CIPEC

参加のご案内

燃焼、焼却/熱分解、排出、気候変動に関する国際会議(i-CIPEC)は、熱工学の研究に焦点を置いた、重要な会議です。

この会議の主な目的は、本分野における世界の研究者、工学者の研究成果や経験を共有するためのプラットホームを構築することにあります。 i-CIPECは2000年に韓国でスタートし、2002年に韓国・済州島、2004年に中国・杭州、2006年に日本・京都、2008にタイ・チェンマイ、2010年にマレーシア・クアラルンプール、2012年に韓国・ソウル、2014年に中国・杭州で、計8回開催されてきました。2014年の会議では14か国、180名以上の専門家が参加しました。

i-CIPECの科学委員会により、第9回目は、日本・京都にて、2016年9月21-23日に開催することになりました。本会議は、京都大学大学院工学研究科、地球環境学堂、京都大学環境安全保健機構により共催される予定です。

本会議は、まず、都市ごみや産業廃棄物の熱的転換に焦点を置いていますが、急速に枯渇する化石資源の代替エネルギーや温室効果ガスの排出が重要になってきていることから、本会議においても、プラントにおける、化石燃料やバイオマス転換技術を用いた省エネルギー技術も発表の対象にします。対象範囲を拡大しても、中心となるコアテクノロジー:燃焼、焼却、熱分解、ガス化などは変わらず募集いたします。

さらに、資源化効率や有害物質の排出抑制など、従来のトピックだけでなく、ライフサイクル評価、気候変動、エネルギー問題、持続可能性評価など議論すべき課題も増えてきており、これらの関連事項に関しても2日間の会議で議論いたします。

加えて、水銀廃棄物の処理/処分への挑戦というタイトルで、2016年9月20日にプレワークショップも予定しています。またこの会議の一部で、関係企業や、機関の製品紹介ができる展示会も開催する予定です。

目的

本会議では、学術界、工業界、政府関連機関からの参加者へ、燃焼・焼却・熱分解・排出抑制・気候変動に関する研究成果や、開発成果を発表でき、相互に議論できる国際的な議論の場を提供します。熱を用いない処理技術(物理・機械的処理、生物処理および化学処理)においても、すべての人間活動における廃棄物を資源循環する観点から対象とします。

この会議は、参加者の研究成果を多くの海外研究者や工学者と共有できる機会を提供します。

ページの先頭へ